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日本の神話

松谷 みよ子 文
司 修 絵

のら書店/2001年/183ページ/ISBN 978-4-931129-13-9

翻訳出版はありません。

 古代から人びとは、国生みや神々の話を語り継いできた。日本では言い伝えられてきた神話を『古事記』、『日本書記』、『風土記』に記して後世に伝えた。本書は『古事記』上巻(神代の巻)を中心に、著者の視点でまとめられたものである。日本神話には多くの神々が登場する。神々はみな個性豊かで、ときに愛し合い、憎み合い、そしていさかいも起こす。どこか私たち人間自身のようでもある。著者はこの日本神話の大らかさ、無邪気さ、人間らしさに魅せられ、子どもたちに、古代に生きた人びとの心を伝えたいと考えた。

 天と地がまだはっきりと分かれていなかったはるか昔、宇宙をつかさどる神であるアメノミナカヌシは、男神イザナギと女神イザナミに、下界に美しく豊かな国を創ることを命じる。2人で力を合わせ、日本の島々と多くの神々を生み出す「国生み」、愛し合った2人が憎み合うことになる「黄泉比良坂」、日の神アマテラス、月の神ツクヨミ、海の神スサノオノミコトが生まれる「三人の神」と、日本の誕生と神々の誕生の物語を皮切りに19話が紹介される。人々の願い、恐れ、祈りのなかから生まれたのが神話だ。一話一話を個々に楽しむこともできる。全体を読み通したときには、自然の中に百万の神々が存在する日本の風土、この国で共に生きる神々と人びとの姿が見えてくる。(SJ)
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松谷 みよ子

まつたに みよこ
1926年、東京に生まれる。作家坪田譲治に師事。童話や児童文学の執筆のほか、民話の採訪・研究にも力を注ぐ。赤い鳥文学賞、小学館文学賞などを受賞。著書に『龍の子太郎』、『ちいさいモモちゃん』『ふたりのイーダ』、『あの世からの火』、絵本に『いないいないばあ』(瀬川康男/絵)、『まちんと』(司修/絵)など。2015年逝去。

司 修

つかさ おさむ
1936年、群馬県に生まれる。独学で絵を学び、数多くの装画・装丁を手がける。ライプツィヒ国際図書デザイン展金賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、小学館絵画賞、産経児童出版文化賞など受賞多数。挿画に『まちんと』(松谷みよ子/文)、『サーカス物語』(M・エンデ/文 矢川澄子/訳)など。小説やエッセイの著作も多く、川端康成文学賞も受賞。

翻訳出版に関する連絡先

のら書店
Tel.: 03-3261-2604

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